2020/01/26

DocomoOpenHouse2020に参加した

DocomoOpenHouse2020


Docomoが主催のイベントであるDocomoOpenHouse2020に参加してきました。
まず最初にざっくりと感想を書くと、総じてxR系が多かったなと思います。

Docomoは通信会社。つまりインフラが本業の会社ですが、そのインフラを活かすために様々な企業と様々な取り組みを行っています。
ちょっとみらいの世界、プチ万博のようなDocomoOpenHouse2020に関して印象に残ったことをまとめて行きたいと思います。

最大のテーマは5G

当然、最大のテーマは5Gです。そりゃそうですよ。日本最大の通信インフラを持っているDocomoさまですから5Gじゃなきゃなんなんだと。



この二日前くらいに6G構想が発表されていたような記憶がありますが、5Gのでっかいモニュメントがありました。

さてこの5Gからいろいろ派生していくわけですが、一番多かったのはxR関連。特にMR系が非常に多かったです。

大量のMagic Leap、ここに日本のMagicLeapが集結!?


KDDIはNreal Lightと手を組んでいますが、DocomoはMagic Leapと手を組んで、日本のxR市場を開拓しようとしています。

今回も会場の至るところにMagic Leapが置いてあり、当日僕はMagic Leapを5回かぶりました。
500台くらいあったのではって感じ。

ちなみにMagic Leapを装着するには二回目。
MRデバイスとして個人ランキングをつけるとしたらHoloLens2の次くらいですかね。
(HoloLens2が最強すぎるんだ…)

体験したコンテンツは
  • サメを見るやつ
  • AIコンシェルジュが手のひらにふわっと浮かぶやつ
  • シューティングゲーム
  • 仮想空間からの触覚フィードバックをしてくれる服
  • ウルトラマン
です。

どれも「もう少しっ(T_T)」って感じでしたが、「仮想空間からの触覚フィードバックをしてくれる服」は爆速で進化してくれ!!って思いました。
(あっこれあんまりMagic Leapと直接は関係ないけどまぁいいか…)


装着する服にたくさんの振動するデバイスがついていて、仮想空間上の特定のポイントと現実空間のデバイスが重なるとデバイスが振動するという仕組みです。

デジタル空間上のものを感じるということに関して、最終的に五感すべてHackする必要があります。
聴覚はイヤホン(AirPods Proとか)。
視覚はヘッドマウントディスプレイ(Magic Leap)。
そして、触覚はいろいろありますね。手袋型の手にフィードバックを与えるタイプが一番目にするかな?
そのいろいろあるなかの一つがこれというわけです。

実は触覚フィードバックデバイスを触るのは初めてだったのでかなりテンションは上がりました。

体験コンテンツとしては、空間上を動き回るオブジェクトに体が触れるというものでした。
魂が空間上に存在していてそれが飛び回っているのを自分から触りにいったり、魂がこっちに近づいてきたり、とそんな感じです。

これが進化すれば仮想空間上でボクシングをしたらちゃんと殴られた感があるし、ハグしたらちゃんとハグしている感が作れますね。
すばらしい。

とまぁxRは少しずつ少しずつ進化はしているということですね。

正直VR EXPO2019よりもxR,VR,ARに関するブースがたくさんありました。
全部MagicLeapだからあれですけど。

AIもいろいろ


今回AIブースも当然あって、僕みたいなオタクに響くヤツは2つありました。
牧瀬紅莉栖の方は見た記憶があったので、ようやく触れたという感じです。
データセットをユーザーに作らせるというAIを作る側からしたら一番たいへんなところをユーザーに無料でやってもらうという非常に良いスタイルです。
「いいね」も実装することで評価のいいデータセットだけを使うことで牧瀬紅莉栖のキャラを壊すようなセリフは簡単に全て排除できるというシステムも評価できます。


セバスチャンの方は、セバスチャンAIというわけではなく、ドコモAIエージェントAPIを活用してセバスチャンを作ってみたという感じで、セバスチャンとのVR握手ができます。
応答が結構しっかりと作られていて、実際の握手会に参加したみたいで面白かったです。(なお握手会は参加したことがないのでリアル握手会は知らない)

人間の代替品となるAIはこれからどんどん需要が高まっていくと思いますし、個人的に作ってみたいものの一つです。

海外はロボット(←AI的な意味で使っている)は敵?使役物であり、人間はAIと話すべきではないという考え方が普通だと海外のライターが話していました。
一方、日本ではドラえもんや鉄腕アトムの影響か、AIとも人間は仲良くするというような考え方が多いような気がします。

対話AIは高齢で独り身になった方の認知症予防に日々の対話用として活用も考えられますし、人間だと関わるのが怖くなってしまった人の治療用の対話AIというような活用方法もできるでしょう。
ただ、一般人でも使えるのでわざわざリアルの人間と話す必要もなくなるから最終的に人口減につながるのかな。
まぁ僕自身は外でなくなると思いますけどね。
ただでさえ引きこもってるんだから。

望む未来はまだまだだけど確実に近くはなっている


さて、攻殻機動隊とかSAOみたいな世界はまだまだまだまだです。
しかし、その世界には少しずつ近づいていることが実感できました。

今回Docomoのイベントでほとんどの出展がxRだったのは、結局、移動通信が大容量になったところで、現状だとxRとゲームくらいでしかそのスペックを活かしきれないというところに尽きると思います。
逆にxRとかeSportsとかの市場(好きな人たち?)はチャンスでこの5Gの波に乗ってお金を持ってるDocomoとかKDDIとかと一緒に開発するチャンスなんですよ。

ブースにいたDocomoの人に聞いたら、MagicLeap自体は結構あるらしいので、ビジョンが明確である程度の制作経験があったらデバイス系の支援はしてくれるみたいです。
興味があったら応募してみるのもいいかもしれません。

僕ももっと頑張ろうと思いました。

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